どうやって無添菓を作っているの?

材料のもつ特性と味わいを活かして
職人が手間ひまかけて作っています。
材料選びと材料作りには、
取引先の方々のご協力も不可欠です。

無添菓は、シンプルな原料を使った、自然な味わいの菓子。使っている素材の状態を把握し、味を最大限に活かすのが、職人の腕の見せ所です。
ユーハイムでは良質な原料を使い、気候や天候、素材の個体差に合わせて職人が作り方や焼き具合を調整し、職人の技術と手間ひまによって、無添菓を作っています。また、一部のチョコレートなどの原料は、原料メーカーのご協力によりユーハイムのために開発いただいたオリジナルのものです。

無添菓を作るために、こんな工夫をしています

  • ベーキングパウダーを使わないふんわり生地

    毎朝、新鮮な卵を使う分だけ割り、卵黄と卵白にわけて生地を作るユーハイム独自の「エッグメイクベター製法」により、ベーキングパウダー(膨張剤)を使わず、卵の性質を利用してふんわりと焼き上げることに成功しました。

  • 乳化剤を使わないチョコレート

    チョコレートの乳化剤(レシチン)を抜くのは大変な作業。原料メーカーの協力のもと、材料の選定や工場での作業工程の見直しなど、試行錯誤を重ねました。ビスケットのコーティングなどに使用しているチョコレートは8年、バウムクーヘンのチョコレートコーチングは実に20年を掛けて完成しました。

  • イチゴのツヤを出すためのジュレまでオリジナル

    ショートケーキのスポンジ生地は、膨張剤や乳化剤を使わずに作っています。2011年には生クリームも安定剤を使わないものに切り替えました。さらに、原料メーカーの協力のもと、イチゴにツヤを出すための仕上げのジュレからゲル化剤を抜くことにも成功しました。

  • ペクチンを入れずにつくるベリージャム

    テーゲベックのベリージャムに使用しているジャムは、自社工場でラズベリーピューレとクランベリージュースを炊き、ペクチンやクエン酸を入れずに仕上げた、ユーハイム手作りの材料です。

  • フルーツケーキに混ぜ込むフルーツ

    オレンジは香料を使わずに砂糖漬け加工をしている、ユーハイムオリジナルのピールを使用しています。ラムレーズンは自社工場で漬け込むのがこだわり。香料や着色料などを使用しないアルコールを使っており、フルーツの風味がよりひきたちます。

ユーハイムのおいしさを作る人たち

たとえば、コーヒーや紅茶。同じ豆や茶葉を使っても、淹れる人によって味が変わる経験をしたことがある人も多いと思います。 お菓子も同じです。同じレシピでも、その日の天候、その日の素材、その日の生地やオーブンの具合を見ながら職人が調整を重ねることで、おいしいお菓子ができるのです。

ユーハイムでは、ドイツで「マイスター」の称号を与えられた親方と、ユーハイムの工場で修行を積んだ職人たちが「いま作れる最高のおいしさ」を合言葉に、日々腕を磨いています。

ユーハイムを代表する無添菓

ユーハイムは多くのお菓子で
食品添加物に頼らないお菓子作りを実現しています。
その達成率は96%。

まだ4%の商品が実現に至っていませんが、
全商品の達成を目指して日々努力しています。

そんなユーハイムの中でも代表的な無添菓をご紹介します。

原材料の違いを比べてみてください

▼ユーハイムバウム

「/」がない

▼よくあるバームクーヘン

「/」以降がある